台湾人からの質問『日本人はどうやって漢字で書くか平仮名で書くか決めるの?』
日本語は3種類の文字を習得しなければいけない
日本語を勉強してる台湾人からよく日本語についての質問を受けるんですが、日本語って難しいからどうやって説明していいかわからないこともしばしば・・・💧
今回受けたのは『どうやって漢字で書くか平仮名で書くか決めるの?』という質問。
漢字で書けるところは漢字で書く、というのが基本だとは思うのですが、ある種の雰囲気を出したい時とか強調したい時はわざと平仮名で書いたりカタカナで書いたりしますよね。
新聞社などはもちろん規定がありますが、私たちがブログなどの文章を書く上でどうやって書くのが正しくて間違えっていうのはないと思います。でも読んでいて読みやすい書き方をするべきですよね。
私個人的にブログとかは文字が詰まってると見づらいなあという印象があるので間を開けるようにしています(๑╹ω╹๑ )
というのも、私は小説家の夢枕獏先生が大好きで、その中でも特に『陰陽師』シリーズを愛読しているのですが、その『陰陽師』での先生の文章の”余白”の取り方がすごく好きなんです。
読んだことがある方はわかるかもしれないですが、本を開くと他の本に比べて余白が多いので、スッカスカという印象がありませんか?
あの”余白”によって表現される余裕というか独特のテンポというか。
あの感じが大好きなんです(*´◒`*)
たとえ間が空いていなくても、日本語は漢字と平仮名が交互にくるから、長い文章が続いても、そこまでごちゃごちゃしているように見えないし、どちらかというとまだスッキリして見えるんだけど、中国語の場合って当たり前だけど全部漢字だから、どうしてもごちゃごちゃして読みづらいなあという印象なんですよね😅今でも。
なかなか慣れない・・・
例えば、
”これから台北に行きます。台北は雨が降っているみたいです。”
という文も
”我現在要去台北。台北好像在下雨。“
というように急にごちゃっとして見えますよね😅
これが論文を読むようなレベルになってくるともうぱっと見の紙面の黒さだけで参っちゃうんですよね〜。笑
表題とは多少話題がずれましたが、文章中に漢字だけじゃなくて平仮名とかカタカナがあるだけでなんとなく目も休まるし、使う文字の種類によって雰囲気を変えて伝えることができるし、やっぱ日本語っていいなあ・・・とつくづく思うのでした(*´◒`*)